人生が充実している人に潜む罠

【人生が充実している人に潜む罠】

 

 

ストレスに対抗するホルモン、

コルチゾール、アドレナリンについて

前回より続きます。

 

 

慢性的にストレスを抱えている人は

コルチゾールが多く分泌されます。

 

 

ストレス状態が長年続くと

徐々にコルチゾールの分泌できなくなり、

 

 

アドレナリンが多く分泌されて

身体の元気を保とうとします。

 

 

アドレナリンが多く分泌されているときに

身体に起こる反応は、

 

 

①血圧上昇

②血糖値上昇

③興奮状態

④活力がみなぎる状態 etc.

 

 

アドレナリン作用のおかげで

本当はとっても疲れているのに

疲れていることに気がついていない、

 

 

人生がとても充実しているように

感じちゃうんですね。

 

 

今、人生が充実している方、

この記事を見ても自分には当てはまらないと

スルーすると思います。

 

 

ストレスの多い仕事でも

アドレナリンのおかげで

毎日達成感を感じて、

 

 

仕事終わりのビールは最高!なんて思いながら

とても充実した毎日を送っているんだから、

 

 

ご自分が疲れているなんて感じません。

そこに落とし穴があるんです。

 

 

アドレナリンの分泌を調節する体の部位は

コルチゾールを調節する部位と同じ

脳の視床下部です。

 

 

 

 

 

長年ストレスがあると、

視床下部周辺に大きな負担がかかります。

 

 

 

視床下部が疲れ果て、

コルチゾールも出ない、

アドレナリンも出せなくなった時、

 

 

強い疲労感、眠れない、うつ、思考力の低下

などの症状が現れます。

 

 

 

精神的な症状だけでなく

身体の免疫もどんどん落ちていきます。

 

 

免疫についても、とっても重要なので

また改めて詳しくお話しますね。

 

 

ずっと頑張りつづけていると

身体が悲鳴をあげて、

もう休みなさい!と

強制的に休まざるを得なくなるのです。

 

 

とても元気だった人が

急に病気になったり、

うつを発症したりした方が、

周りにいらっしゃると思います。

 

 

私もいつも超元気だと思い込んでいましたが、

あと少しでアウト!というところで、

身体が悲鳴をあげている状態に

気が付くことができました。

 

 

あなたもは本当は疲れているんじゃないか?

立ち止まってみてください。

 

 

ストレスから逃げることができるなら、

逃げましょう。

 

 

職場を替える、人間関係を絶つ、

何がストレスになっているのか

ご自分でわかると思います。

 

 

ストレスだけではなく

コルチゾールやアドレナリンを

大量に必要と体の状態は

他にもあります。

 

 

血糖値の乱高下です。

 

 

私の場合、

ストレスより血糖値の乱高下で

コルチゾールとアドレナリンが大量に必要となり、

視床下部が弱ったのだと思います。

 

 

これまた長い話になるので

次に続きますね♪

 

 

   
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