防腐剤

 

防腐剤って?

 

 

 

防腐剤というのは、
一般の化粧品に腐らないように
配合されています。

 

 

 

有害な微生物を
殺菌、増殖を抑制する物質です。

 

 

 

市販の化粧品には
パラベンという防腐剤が
無配合であるだけで、

 

 

 

無添加化粧品と謳っているものを
よく見かけます。

 

 

 

パラベンは旧指定成分に分類されています。

 

 

 

旧指定成分というのは
化粧品などに含まれる化学薬品の中で、

 

 

 

昔の厚生省が指定した
アレルギー・皮膚障害・ガンを起こす可能性の高い
毒性が確かめられた 102の成分を「指定成分」と呼び、

 

 

 

これらの成分を含む化粧品は
表記が必須でした。

 

 

 

2001年4月以降は、
全成分表示が義務付けられたので、
それらは現在 「旧指定成分」と
呼ばれています。

 

 

 

旧指定成分のパラベン以外にも
フェノキシエタノール等多種の
防腐剤が存在します。


 

 

パラベンだけが無配合であっても
他の防腐剤にも毒性があることを
私たちは認識しなくてはいけません。

 

 

 

防腐剤無添加の化粧品の中には
植物の防腐作用で抗菌しているものも
ありますが、

 

 

 

菌を抑えるような毒性があるものが、
お肌に全く安全なはずはありません。

 

 

 

 

化粧水の主成分は水です。


 

常温に放置した水は
数日で腐って
飲めなくなりますよね。


 

では、なぜ化粧水は開封した後
何カ月~何年間も
腐らないのでしょうか。


 

それは防腐剤が
添加されているからです。


 

化粧品が腐るのは
細菌やカビが繁殖するためです。


 

これら微生物を殺菌し、
活動を抑制する防腐剤は、
人の細胞にも
マイナスの働きをします。


 

「化粧品に添加される防腐剤は
厚生労働省が認めているから
大丈夫でしょう?」と
思っている方、


 

とんでもないことです!


 

厚労省が認めている防腐剤の中には
毒性や発がん性を認めるものもあり、
添加量が制限されています。


 

しかし、
添加する数には制限がありません。


 

毒性が少しだけの防腐剤でも、
何種類も合わさると
毒性が強くなります。


 

また、健康な皮膚には
良い菌(常在菌)が
たくさん住んでいます。


 

常在菌は皮膚表面を弱酸性に保ち、
他の雑菌やカビからお肌を守る
大切な働きをしています。


 

防腐剤が入った化粧品を
お顔に塗ると、


 

大切な常在菌が死んで
数が少なくなります。


 

そうすると、
今まで常在菌のおかげで
押さえられていた悪い菌や
カビが繁殖してしまい、
肌荒れが生じます。


 

ニキビの原因になる
アクネ菌が増えすぎて、
ニキビが増えます。


 

水虫や他のカビ疾患が
顔に発生する原因にも
なるのです。



あなたは防腐剤が入った水と
新鮮な水


どちらを飲みたいですか?


お肌も同じなのですよ!

 

 

 

 
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