ファンデーション誕生物語

ワイエスラボファンデーション

【ファンデーション誕生物語】

 

 

ファンデーションが
完成するのには
約2年かかりました。

 


ファンデーションを作るにあたって、
譲れないものがたくさんあり、
業者の方に
罵倒されたこともありました。

 


まず、
通常のファンデーションの
主成分であるタルクを
使いたくないこと。

 


タルクは不純物として
アスベスト様の物質を含むので
肺がんを引き起こす
可能性がある物質です。

 


最近のタルクは不純物を
含まないとされていますが、

 


タルクの構造が
アスベストと似ているため、

 


危険性は否定できません。

 


もちろん合成界面活性剤、
防腐剤は含まない。

 


金属アレルギーのある方のために、
金属を含むものは全部、
お肌に無害な成分で
コーティングすること。

 


また、
紫外線を反射させるために入れる
酸化チタン、酸化亜鉛にも
コーティングすること。

 


酸化チタン、
酸化亜鉛は紫外線にあたると
活性酸素が発生します。

 


その粒子が小さければ小さいほど
活性が高まります。

 


粒子が小さいほど紫外線を
反射する力も高まりますが、
お肌への負担は重くなっていきます。

 


最近よく使われている
ファンデーションの粒子の細かさは 
肌の隙間に浸透する程です。

 


それでは合成界面活性剤と同じです。
肌のバリア機能を壊して、
生体の内部まで侵入してきます。

 


粒子の細かいナノ粒子は使わずに
もっと大きな粒子を使いたい。

 


そして白浮しないようにしたい。

 


これらの条件を業者さんに
お願いしてみました。

 

 

○タルクを使わない

○合成界面活性剤、防腐剤、
 他香料等の添加物を使わない

○金属をナチュラルコーティングする

○酸化チタン、酸化亜鉛の粒子を大きくする



「うちでは出来ません」

「あんた、ばかじゃないの?」

「医者は常識を知らないから困る」


あちこちに電話してみましたが、
帰ってくるのは
こんな返事ばかりでした。


今までのファンデーションでは
ありえない条件なのです。


何度も心が折れかかりました。
でも患者さんが待っている。
あきらめませんでした。


ある日、また駄目だろうと
メールをしてみた
化粧品製造の会社の方から
回答が返ってきました。


「作ります。」とのこと。


うっそ?ほんと?


それから、間もなくして
試作品が届きました。


恐る恐る塗ってみると、
かゆくない!毛穴が隠れる!
時間がたっても崩れない!


このように出来上がった
ファンデーションなのです。


皮膚科にいらっしゃる患者さんで、
金属アレルギーのために
今までファンデーションが
塗れなかった方にも
喜んでお使いいただいています!

 

 ワイエスラボファンデーション

 
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