顔が赤い
お肌のお悩み~顔が赤い~
お顔の赤みを気にされて
当院を受診される方も少なくありません。
お顔が赤い原因のトップは
化粧品によるかぶれです。
慢性的にかぶれているので
いつもかゆくて、痒いのが当然なので
かゆみに気が付かない方が多いです。
「かゆくないです~。」とおっしゃっているのに
診察中、無意識にお顔を掻いているのです。
そのような方は、
本当の無添加化粧品に替えるだけで
スパッと、症状が良くなります。
それほど単純には改善しないかたは、
~お顔がかゆい・ぶつぶつ~の記事を
ご覧ください。
次に多いのは、
お肌を擦り過ぎて起こる、
皮膚の炎症と皮膚の被薄化です。
皮膚はこすると角質が削られて
薄くなります。
皮膚が薄くなると、皮膚の下に存在する
血管が透けて見えるようになります。
また、こする刺激で炎症がおこり、
血管が広がり、赤ら顔を形成します。
患者さんの多くは
ご自分でお肌を擦っていることに
気が付いていません。
お肌は、本当にやさしく
取り扱わなくてはいけません。
特にクレンジングするときに
ゴシゴシしないように気をつけましょう。
若いころから頬に血管が浮き出て
赤みがあるような方は
レーザーや光治療が有効です。
美容皮膚科を受診してください。
顔の赤みで最も治りづらいのは
人前であがった時に
赤くなる症状です。
これは、精神的に何かが起こった時、
神経伝達物質が血管を広げるために
起こるものです。
これを改善するためには
心理的なケアが必要になります。
その道の専門家にお願いしましょう。