温泉は顔にもいい?

【美肌ステップ1-60】
ツルツルになる美肌の湯」と聞くと、
つい顔にもパシャパシャと
かけたくなりますよね。
温泉って、なんだか
特別な美容法のような気がするもの。
まるで天然の美容液を浴びて、
肌がすべすべになりそうな
期待感さえ高まります。
私自身も温泉が大好きでよく足を運びますが、
心身共にリフレッシュできる温泉には
魅力がたくさんあります。
だからこそ、
肌に負担をかけずに楽しむポイントを
知っておくことが大切です。
「美肌の湯」でも顔には注意が必要
温泉には、泉質によって
それぞれ異なる特徴があります。
いかにも肌に良い効果を
もたらしてくれそうな気がしますよね。
でも、デリケートな顔の皮膚に
つけるとなると、少し注意が必要です。
酸性の温泉は、肌を乾燥させます。
アルカリ性の温泉は、皮膚の角質を溶かします。
そして、もうひとつ気をつけたいのが
お湯の温度。
体温より高いお湯を顔にかけると、
肌をうるおしている天然保湿成分まで
溶けて流れてしまうのです。
つまり、温泉のお湯には
「温泉の成分」だけでなく、
pHとお湯の温度という、
肌への負担になる要素もあるということです。
顔の肌は、体よりも刺激を受けやすい
人間の皮膚は、本来、弱酸性に保たれています。
健康な肌には、多少pHが変化しても、
もとの状態に戻ろうとする力があります。
ところが、乾燥しているときや、
肌が敏感になっているとき、
肌荒れを起こしているときは、
そうはいきません。
外からの刺激を受けやすくなっているんです。
そして、もうひとつ知っておきたいのが、
体の肌と顔の肌では、
日頃から受けている負担が違うということ。
体は普段、服に覆われているため、
紫外線の影響を受けにくく、
比較的健康な状態を保ちやすい部位です。
一方、顔はどうでしょう?
紫外線を浴び、洗顔をし、スキンケアをして……。
毎日の生活の中で、知らず知らずのうちに、
さまざまな刺激を受けています。
だからこそ、
温泉のお湯を顔に直接バチャバチャと
かけるのはおすすめできません。
体では何ともなくても、
顔の肌には負担になってしまうことがあるんです。
せっかく気持ちよく温泉を楽しんでいるのに、
肌が本来持っているうるおいまで
流してしまったら、
ちょっともったいないですよね。
どんなに高価な化粧品を使うよりも、
まずは肌がもともと持っている
うるおいを守ること。
それが、美肌のための大切な一歩なんです。
湯船での習慣に気をつけましょう
温泉や自宅で入浴するとき、
無意識に顎までどっぷり湯船につけていませんか?
顎からフェイスライン(Uゾーン)にできる
大人ニキビに悩む方には、
湯船に顎まで浸かる習慣が
見られることがあります。
特に顔は、熱いお湯に
長く触れさせないことを意識しましょう。
入浴するときは、できるだけ
顔を湯船につけないようにしてみてください。
とはいえ、温泉でゆっくり温まって、
日頃の疲れをほぐしたいですよね。
温泉で過ごす心地よい時間も大切にしながら、
肌に負担をかけない方法で楽しみたいものです。
もし温泉のお湯を顔にも使いたいときは、
少し冷ましてから、
顔に優しくつける程度にしておきましょう。
ニキビや乾燥、赤みなどが
気になっているときは、顔には使わず、
まずは肌の状態を優先してくださいね。
温泉も、毎日のスキンケアも、
大切なのは
「肌に負担をかけていることに気づくこと」。
温泉を楽しみながら、肌のうるおいも守る。
今日のお話が、
そんなふうに温泉を楽しむための、
ちょっとしたヒントになれば嬉しいです。
【第1ステップ: 実は気がついていない、
肌に負担をかけている化粧品をやめる】


