夏の『洗いすぎ』にご用心!

【美肌ステップ1-51】
いよいよ夏本番ですね。
少し外に出るだけで汗が吹き出し、
肌のベタつきに頭を悩ませる季節の到来です。
「汗をかくたびに顔を洗って、さっぱりしたい!」
という方も多いのではないでしょうか?
しかし、その何気ない習慣が、
実は美肌を遠ざけている原因かもしれません。
今回のテーマは、
夏に多くの人が無意識にやってしまう
「洗いすぎ」。
その何気ない習慣が、
肌本来の力を邪魔してしまうことがあるのです。
美肌を目指すとき
私たちが美肌を目指すとき、
ついつい「新しい美容液を足そう」
「もっと高機能なクリームを使おう」と、
プラスのケアに目が行きがちです。
しかし、本当に大切なのは、
肌に何かを与えることではなく、
肌本来の力を邪魔している原因を
「引く(やめる)」こと。
何かを足すことばかりに気を取られていると、
知らず知らずのうちに、
肌を傷つける引き算の要素を、
見落としてしまいます。
夏の「洗いすぎ」にご用心!
「汗をかいたらすぐに洗顔料で洗う」
「ベタつきを抑えるために
1日に何度も洗顔する」
一見、清潔で良いことのように思えますよね。
ところが、
「清潔にすること」と「肌を守ること」は、
必ずしも同じではありません。
汗をかいた後のその習慣が、
知らないうちに肌本来の「潤う力」を
弱めてしまう原因になっていることも……。
夏は汗やベタつきが気になる分、
肌を洗いすぎてしまう季節です。
肌の表面には、外部の刺激から肌を守り、
内部の水分が蒸発するのを防ぐ
大切な仕組みである「バリア機能」が
備わっています。
このバリア機能を支えているのが、
天然保湿因子(NMF)や
細胞間脂質といった、
肌にもともと備わっている保湿成分です。
洗顔料を使って必要以上に洗い流してしまうと、
こうした大切な成分まで
一緒に失われてしまいます。
その結果、肌は乾燥し、水分を補おうと
かえって皮脂が過剰に分泌されたり、
外部からの刺激にも敏感になってしまう
という悪循環に陥るのです。
まずは、肌のしくみを知ること。
それが美肌への第一歩です。
「清潔」と「過剰」の境界線
「じゃあ、汗をかいても
そのままにしておけばいいの?」と
思われるかもしれませんが、
そうではありません。
大切なのは、
肌の負担になる「洗いすぎ」を避けること。
そして、「洗い方」と「回数」を
見直すことです。
汗そのものは、
水に溶けやすい性質を持っています。
そのため、
汗やベタつきが気になる程度であれば、
洗顔料を使わず、ぬるま湯でやさしく
洗い流すだけでも十分です。
一方、洗顔料には、
汚れや余分な皮脂を落とす働きがありますが、
使いすぎると、
肌に必要な皮脂まで洗い流してしまいます。
もし1日に何度も洗顔料を使っているなら、
それは肌にとって大きな負担になっている
かもしれません。
「やめる」勇気が美肌を育てる
「化粧品をやめる」
「洗う回数を減らす」というのは、
最初は少し勇気がいることかもしれません。
今まで信じてきたケアを変えるのは、
不安もありますよね。
しかし、肌には本来、自分自身を潤し、
守る力が備わっています。
まずは、「洗いすぎない」ことから
始めてみてください。
毎日の負担を減らしていくことで、
肌本来の力を引き出しやすくなり、
変化を感じられる方も少なくありません。
美肌は、何かを足すことではなく、
肌の働きを邪魔をしないことから始まります。
このシンプルな「引き算」の積み重ねが、
肌を根本から変えていく第一歩。
この夏は、
汗をかくたびに洗顔料を使うのではなく、
肌本来の力を信じて、
「洗いすぎない」という新しい習慣を
始めてみませんか。
【第1ステップ: 実は気がついていない、
肌に負担をかけている化粧品をやめる】



