角質を育てる正しいスキンケア

【美肌ステップ1-45】

 

美肌を目指す第一歩は、

新しいものを足すことではなく、

「肌に負担をかけている

化粧品や習慣をやめる」ことから

始まります。
 
その中でも、

とても大切なテーマのひとつが

「角質」です。


 
雑誌や化粧品売り場などで、
「古い角質を取りましょう」
「不要な角質は落としましょう」
そんな言葉を

耳にしたことはありませんか?

 

でも、その角質を取るケアこそが、

肌トラブルのきっかけになっていることも

少なくありません。

今回は「角質」をテーマに、

知っているようで意外と知られていない、

肌を守るしくみについてお伝えします。

 

 


 

角質の本当の役割を知る

 

角質は、肌を守るためのとても重要な

『砦のような存在』です。

 

私たちの肌では毎日新しい細胞が生まれ、

徐々に成熟しながら肌表面へと移動していきます。
そして最終的に「角質」となり、

その役目を終えると自然に剥がれ落ちていきます。

 

 

 

角質細胞はその一生の間、水分を保持し、

外界からの異物(花粉やダニなど)の

侵入を防ぐための物質を、

一生懸命に分泌しています。

 

角質は決して「いらないもの」ではありません。

 

もし、コットンやスクラブ、

あるいはピーリングなどで

無理に角質を剥ぎ取ってしまうと、

どうなるでしょうか。

 

 

その影響は、角質細胞の状態に現れます。

 

実際に肌を擦っている方の角質を

顕微鏡で見てみると、

角質細胞がきちんと成熟していない状態

確認できます。
本来なら正常に育つはずの角質細胞が、

摩擦によって傷つき、

未熟なまま剥がれてしまうのです。

未熟な角質は、水分を蓄える力も、

バリア機能も弱いため、深刻な乾燥を招き、

少しの刺激にも敏感に

反応しやすい状態になります。
 
その結果、

以下のような肌トラブルを引き起こしかねません。

 

・肌の水分保持能力の低下
・外来刺激(異物)を防ぐバリア機能の低下
・慢性的な乾燥肌
・花粉やダニによるアレルギー反応の誘発

 

「つるつる肌になりたい」と思って行ったケアが、

かえって肌の負担に

つながってしまうこともあるのです。

 


 

ケミカルピーリングも要注意 

 

「角質を取り除く」という観点では、

ケミカルピーリングも同じように

考える必要があるでしょう。

ケミカルピーリングは、

薬剤を使って角層の一部を取り除く治療ですが、

大人ニキビの方やもともと肌のバリア機能が

低下している方が行うと、さらに角質が薄くなり、

乾燥が悪化して肌トラブルが

ひどくなることがあります。
 
また、物理的に「擦る」という行為にも、

注意が必要です。
肌を擦ると、色素細胞が活性化してしまい、

シミが作られやすくなるという

リスクも伴うからです。
 
「落とすケア」や「刺激を与えるケア」よりも、

まずは肌を守り、角質を健やかに育てること。

 

 

肌を育てるとは、

『角質を育てること』でもあるのです。

 


 

今日から始める「育てて、待つ」ケア

 

 

いらなくなった角質は、無理に取らなくても、

時期が来れば自然に剥がれてくれます

大切なのは、角質を傷つけず、健やかに育てること。
角質がしっかり成熟すると、

水分を保つ力やバリア機能も整い、

うるおいのある肌へとつながっていきます。

 

 

 

まずは、肌本来の力を信じて、

焦らずじっくり「待つ」ことで、

角質を大切に育んでいきましょう。

 

 

 

【第1ステップ: 実は気がついていない、

肌に負担をかけている化粧品をやめる】
 

   
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