大人ニキビの話

【美肌ステップ1-40】
ニキビができると、
つい「皮脂が多いから、
もっとしっかり洗い流さなきゃ!」と
思いがちですが、
実は、これこそが最大の誤解です。
10代の頃のニキビは、
たしかに皮脂の過剰分泌が主な原因です。
しかし、20代以降の「大人ニキビ」は、
それとは根本的に特徴が異なります。
大人ニキビは、
顎からフェイスラインにかけての、
いわゆる「Uゾーン」に現れやすいのが特徴。
そして、その大きな原因はズバリ
「乾燥」と「バリア機能の低下」にあります。
「ニキビ=脂っぽい」と思い込み、
一生懸命洗顔をして
皮脂を取り除こうとしていませんか?
その「洗いすぎ」こそが、
肌のバリア機能を壊し、
さらなる大人ニキビを招く
悪循環の入り口なのです。
肌のバリアを壊す「負担」を見直そう
肌には、本来自分を守るための
「バリア機能」が備わっています。
しかし、日常的な習慣が
知らず知らずのうちに肌を傷つけ、
角質をゴワゴワに
硬くさせているかもしれません。
その結果、出口を失った皮脂が毛穴に詰まり、
大人ニキビが発生してしまうのです。
では、具体的にどのようなものが
肌の負担になっているのでしょうか。
1. 「合成界面活性剤」による刺激
シャンプーやクレンジング剤などに
多く含まれる「合成界面活性剤」は、
汚れを簡単に落とす便利な成分である反面、
肌のバリアを壊してしまう
大きな要因にもなります。
特に洗髪中、
顔に流れてくるシャンプー剤の泡や、
メイクを落とす際のクレンジングによる刺激が、
肌の健康を損なう隠れた原因に
なっているのです。
2. 「洗いすぎ」と「温度」のミステイク
「毛穴の詰まりを解消したい」という一心で、
洗顔料を使ってゴシゴシと強く洗うことも、
肌に強いダメージを与えてしまいます。
また、洗顔時の「温度」にも注意が必要です。
熱いお湯は肌に必要なうるおい成分まで
一緒に流してしまい、
深刻な乾燥を招くことがあります。
勇気を持って「やめる」ことから始める
大人ニキビを改善させるための近道は、
新しいものを足すことではありません。
今、肌に負担をかけているものを
「やめる」ことです。
長年大人ニキビに悩んでいた方でも、
以下のポイントを意識するだけで、
肌の状態が劇的に改善するケースが
多くあります。
・合成界面活性剤を顔に使わない
・洗いすぎをやめる
・お湯を顔につけない
・肌に合っていない化粧品を思い切ってやめる
「今まで当たり前のように使っていたものを
手放すのは勇気がいる」と感じるかもしれません。
しかし、バリア機能を回復させ、
肌が本来持っている力を取り戻すためには、
この「引き算のケア」こそが不可欠なのです。
それでも治らない場合に考えられる
「隠れた負担」
食事や生活習慣を整え、
肌にやさしいケアを徹底しても、
どうしても改善しない頑固な
大人ニキビもあります。
その場合、Uゾーン以外にも
ニキビが広がっていることが多く、
原因はさらに深いところに
あるかもしれません。
*婦人科系疾患の影響
一つは、女性ホルモンのバランスの乱れです。
婦人科系の疾患を抱えている方は、
ホルモンの影響で
肌のコンディションが不安定になり、
ニキビを繰り返しやすい傾向があります。
*見落とされがちな「金属アレルギー」
そしてもう一つ。
あまり知られていない原因として
「金属アレルギー」が挙げられます。
特に、歯の治療で使用されている歯科金属が
影響しているケースもあります。
金属アレルギーといえば、
手のひらや足の裏に症状が出る
イメージがありますが、
「ニキビ」として症状が
現れることもあるのです。
私自身も、かつては何をやっても治らない
額のニキビに悩まされた経験があります。
原因を調べたところ、
新しく入れた歯科金属による
アレルギーが判明。
その金属をすべて除去したところ、
半年後には頑固だったニキビが、
嘘のように落ち着いていきました。
どうしても改善しない場合は、
一度「金属パッチテスト」を受けてみる事も、
解決への大きな一歩になるかもしれません。
本物の美肌を育てるために
まずは、
今日からできる「引き算のケア」から
始めてみませんか?
肌のバリア機能を守り、
乾燥を防いであげること。
それだけで、
肌は本来の健やかさを取り戻し、
大人ニキビに悩まされない強さを
手に入れることができます。
頑固な大人ニキビに
振り回される毎日から卒業して、
もっと自分らしい素肌を
楽しんでいきましょう!
【第1ステップ: 実は気がついていない、
肌に負担をかけている化粧品をやめる】む



