手軽さが肌の負担に?オールインワンゲルの仕組み

【美肌ステップ1-34】

 

「忙しい朝も、疲れた夜も、

これ一つでスキンケアが完了する」 
そんな手軽さが魅力のオールインワンゲルは、

多くの人に選ばれています。

 

洗顔後、ゲルをお顔に塗り込むだけの

ワンステップでお肌が潤い、

ツヤツヤになったように感じられるため、

手放せないという方も多いのではないでしょうか。

 

でも、その時短ケアには、

思わぬ代償が隠れているかもしれません。


「潤い」や「ツヤ」は、

本当にお肌が健康になっている

サインなのでしょうか?

 

「潤っている感じ」がするのに、

なぜか肌トラブルが絶えない。
今回は、 そんな違和感のある

オールインワンゲルの実態をお伝えしていきます。

 


オールインワンゲルの正体は

「液体のビニール」?

 

オールインワンゲルがなぜ、

お肌を瞬時にツヤツヤに見せてくれるのか。
その秘密は、

主成分である「合成ポリマー」にあります。

 

合成ポリマーとは、

いわば「液体のビニール」のようなものです。
成分表示に「カルボマー」「ジメチコン」

「〜クロスポリマー」といった名前で

表示されている成分が、これにあたります。

 

たとえば、皮膚にビニールやテープを貼ると、

表面がピーンと張ってツルツルに見えますよね。
オールインワンゲルを

お顔に塗ったときに起こっていることも、

それとよく似た仕組みです。

 

合成ポリマーがお肌の表面を覆うことで、

シワが伸びて、

まるでお肌がきれいになったかのように

感じてしまうのです。

 


 

肌の「呼吸」と「常在菌」を妨げるリスク

 

「見た目がきれいになるなら、

ビニールでもいいのでは?」
そう思われる方もいるかもしれません。

 

しかし、

合成ポリマーでお肌を覆い続けることには、

見過ごせないリスクがあります。

 

 

皮膚の機能が低下する

 

合成ポリマーによってお肌がふさがれてしまうと、

汗や皮脂を適切に排出できなくなります。
その結果、肌本来の機能が十分に

発揮できなくなってしまうのです。

 

 

 

常在菌が住みにくい環境になる

 

私たちの肌には、

外からの刺激や雑菌から守ってくれる

「常在菌」が存在します。


この常在菌は、肌の健康を保つために

とても大切な存在です。 


ビニールの膜で密閉されたお肌は、

この菌たちにとって非常に住み心地の悪い環境です。
菌のバランスが崩れ、数が減ってしまうことで、

肌は外からの刺激に弱く、

不健康な状態へと向かってしまいます。

 

 

 

一生懸命お手入れをしてツヤツヤに見えていても、

それは肌そのものが潤っているのではなく、

表面を覆う膜によってそう見えているだけ

かもしれません。

 

その仕組みを知っておくことは、

スキンケアを選ぶうえでとても大切なポイントです。

 


 

見えにくい「隠れダメージ」とシワの関係

 

オールインワンゲルに含まれる成分の中で、

合成ポリマー以上に注意が必要なのが

「合成界面活性剤」です。

 

多くのオールインワンゲルには、

この合成界面活性剤が配合されています。
合成界面活性剤は、

お肌に直接ダメージを与える可能性のある成分です。

 

ところが、

同時に配合されている合成ポリマーが肌の表面を覆い、

ツヤツヤに見せてしまうため、

そのダメージに気づきにくいという問題があります。

 

つまり──

お肌の内部では乾燥が進み、

ダメージが蓄積しているのに、

表面だけは潤っているように見えてしまうのです。

 

お肌が悲鳴をあげている状態に気づかないまま、

その状態が長く続いてしまうと…。
ダメージは少しずつ積み重なり、

気がついたときにはシワが深く刻まれてしまっている──

そんな結果につながる可能性もあるのです。

 


 

正しい知識で「本物の美肌」を育てましょう

 

忙しい毎日の中で、

スキンケアに手軽さや便利さを求めるのは、

当然のことかもしれません。


でも、その便利さの裏には、

お肌の健康を損なうリスクが

隠れている場合があります。

 

アンチエイジングの化粧品や、

シワやたるみを目立たなくすると

謳われている製品の中にも、

このような、

お肌の表面を覆って見た目を整える仕組みを、

利用しているものも少なくありません。

 

今行っているスキンケアが、

本当にお肌のためになっているのか。
一度、見直してみることも大切です。

 

その場しのぎのツヤではなく、

お肌の健康を大切にした

スキンケアを選んでいきたいですね。

 

 

 

 

【第1ステップ:実は気がついていない、

お肌に負担がかかっている化粧品をやめる】

 

 

   
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