肌を育てるオイルクレンジング

【美肌ステップ1-26】

 

スキンケアのお話をしていると、
「オイルクレンジングは肌に悪いって、

本当ですか?」というご質問を、

とてもよくいただきます。

 

メイクはきちんと落としたい。
でも、できるだけ肌には負担をかけたくない──
そう感じるのは、自然なことですよね。

 

今回は、「オイルクレンジング=肌に悪い」

いわれる理由を紐解きながら、

お肌への負担を抑えるための、

オイルの選び方と使い方についてお伝えしていきます。

 


 

「オイルクレンジングが肌に悪い」

と言われる本当の理由

 

まず結論からお伝えすると、

問題なのは「オイル」そのものではありません。
多くの場合、肌トラブルの原因になっているのは、

市販のクレンジングオイルに配合されている

合成界面活性剤です。

 

水と油は本来混ざり合わないもの。
それなのに、メイク(油性)を浮かせたオイルを

水やお湯ですっきり洗い流せるのは、

合成界面活性剤が水と油を混ぜ合わせる「乳化」

という働きをしているからです。


一見便利に思えるこの働きが、

実はお肌のバリア機能を壊してしまう

大きな原因でもあります。

 

私たちの肌表面は、

皮脂と水分が作る天然のクリーム(皮脂膜)で

守られています。
ところが、合成界面活性剤はメイクの油だけでなく、

この大切な皮脂膜まで根こそぎ洗い流し、

さらに角質層の細胞間脂質(セラミドなど)まで

溶かし出してしまうことがあるのです。

 

その結果、
・洗っているのに乾燥する 
・つっぱり感が出る
・肌が敏感になっていく といった状態に

つながっていきます。

 


 

乾燥肌の本当の原因は「洗いすぎ」

 

クレンジングによって肌のバリア機能が壊れてしまうと、

肌の内側にある水分は、

少しずつ外へと蒸発していきます。
その状態は、

まるで穴の空いたザルに水を注いでいるようなもの。
どんなに高価な化粧水やクリームで保湿をしても、

肌自体に蓄える力が失われていては、

水分をきちんと留めておくことはできません。

 

乾燥肌に悩む方の多くは、

「保湿が足りない」のではなく、

合成界面活性剤によるクレンジングでの「洗いすぎ」

真の原因となっているケースが目立ちます。

 


 

肌を育てる「オイルクレンジング」とは?

 

では、肌に負担をかけないクレンジングとは、

どんなものでしょうか。
その答えは

「合成界面活性剤を含まない、100%天然オイル」

を使うこと。

 

クレンジング本来の役割は、

油性のメイクを、やさしく浮かせることです。
この目的だけであれば、 スーパーや薬局で手に入る、

食用の良質なオイルでも十分に果たすことができます。

 

ただし、 これらのオイルには

合成界面活性剤が入っていないため、

水やお湯で洗い流すことはできません。
少しだけ手間はかかりますが、 以下の手順で、

肌に負担をかけずにオフするのがポイントです。

 

【1】オイルをたっぷり手に取り、 

 肌の上で力を入れず、 やさしくクルクルと

 メイクになじませます。

 

2】メイクが浮き上がってきたら、

 ティッシュをそっと肌に当て、

 余分なオイルを吸い取ります。  

 ※こすらないことが大切です。

 

3】その後、石けんをしっかり泡立て、

 残ったオイルと汚れをやさしく洗い流します。

 

このひと手間が、肌を守り育てる土台になります。


 

肌質別おすすめオイル

 

「じゃあ、どんなオイルでもいいの?」と思いますよね。
オイルには様々な種類があり、それぞれに特徴があります。
自分の肌質に合った、そして酸化しにくい

良質なオイルを選ぶことが大切です。

 

 

** オリーブオイル **


手に入りやすく、洗い上がりがしっとりするため、

乾燥肌の方には良い選択肢です。
ただし、主成分の「オレイン酸」が

ニキビ菌のエサになりやすいため、

ニキビができやすい方は避けた方が賢明です。
また、酸化すると独特の匂いがすることがあります。

選ぶなら、化学処理を行わない

エキストラバージンオイルがおすすめです。

 

 

私が最もおすすめしたいのが、スクワランオイルです。

 

** スクワランオイル **


人間の皮脂にも含まれる成分に近いため

刺激が非常に少なく、

アレルギーも起こしにくいのが最大の特徴。

伸びがよくサラッとした使い心地で、

酸化しにくい安定性も魅力です。
乾燥肌からニキビが気になる肌まで、

幅広い肌質の方に、安心して使いやすいオイルといえます。

 

スクワランには、

オリーブ由来の

「オリーブスクワラン(しっとり系)」と、

 

深海ザメ由来の

「サメスクワラン(さっぱり系)」があります。


どちらも優れたオイルですが、

品質にはグレード差があり、 純度の低いものは、

刺激になることもあります。

 

オイル選びは

「純度が高く、信頼できる品質かどうか」を

ぜひ大切にしてください。


肌質を選ばず使えるワイエスラボのクレンジングオイル。高品質なオリーブスクワラン100%。

純度にこだわった、 スクワラン100%のクレンジングオイル。

 


 

すっぴんの日もオイルクレンジング

 

「メイクをしていない日は、クレンジングは不要」

そう思っていませんか?
実は、良質なオイルを使ったクレンジングは、

メイク落としだけでなく、

毛穴の角栓ケアにも、とても役立ちます。

 

たとえば、 テレビを見ながら、

力を入れずにやさしくクルクルと。
すると、毛穴に詰まっていた皮脂汚れがオイルに溶け出し、

指先にザラザラとした感触を感じることがあります。

これは、汚れが浮き上がってきたサインです。
さらに、先にオイルを肌表面になじませておくことで、

その後の石けん洗顔をぐっとマイルドにするという

嬉しい効果も期待できます。

 

すっぴんの日こそ、

「落とす」のではなく「いたわる」感覚

ぜひ取り入れてみてください。

 

 


 

賢いクレンジングで、肌本来の力を取り戻そう

 

お肌のことを一番に考えるなら、

今日からでも、 合成界面活性剤に頼らないクレンジング

選択肢に入れてみてください。

 

乾燥や肌荒れを「仕方ないもの」にせず、

あなたの肌にもともと備わっている整う力を信じて、

育んでいきましょう。

 

 

【第1ステップ : 実は気がついていない、

肌に負担をかけている化粧品をやめる】

 

 
   
▲pagetop