ピロリ菌いないと言われた人、いるかもよ!

【ピロリ菌いないと言われた人、いるかもよ!】

 

 

ピロリ菌(ヘリコバクター・ピロリ)は

胃がんの原因になる菌だと

聞いたことがあると思います。

 

 

日本人の70%の人が

胃の中にピロリ菌に感染しているという

データーがあります。

 

 

  • ピロリ菌は、
  • 衛生環境が整う前の日本で
  • ほとんどの人が感染していました。

 

 

  • 上下水道が整えられた今の日本でも、
  • 幼少期の免疫力が弱い5歳くらいまでに
  • 親がピロリ菌に感染していると
  • 菌をもらうことが多いです。

 

 

ピロリ菌に感染していると、

胃痛、胸焼け、消化不良等の

症状がみられますが、

自覚症状がない人も多いです。

 

 

ピロリ菌は

胃がんの原因になるだけではなく、

たくさんの病気の原因になります。

 

 

ピロリ菌は毒素を分泌し、

胃の粘膜や胃酸を分泌する壁細胞を

損傷したり、

 

 

胃の粘膜で生存しやすい環境を作るために

胃酸を中和するので、

 

 

消化酵素の働きが悪くなり

未消化の食べ物が大腸まで運ばれます。

 

 

それによる腸内環境の悪化や

全身の免役に影響を与えるために、

さまざまな病気の原因となるのです。

 

 

皮膚科領域では

ニキビ、慢性蕁麻疹、慢性痒疹、アトピー性皮膚炎

尋常性乾癬、酒さ等の患者さんが、

 

 

ピロリ菌を除菌することで

良くなるケースを多く体験しています。

 

 

これまで腸内環境を整えることが

とても大事だとお話してきましたが、

 

 

ピロリ菌がいるのに除菌をしなければ、

腸内環境は絶対に良くなりません。

 

 

どんなに良い食事を摂っても、

乳酸菌や食物繊維で

腸活をしようとも、

 

 

一向に良くなってくれないのです。

 

 

ピロリ菌の検査をしたことがある人は

多いと思いますが、

 

 

通常、内科では内視鏡で胃の状態を見たり、

血液検査や呼気検査でピロリ菌が

いるかいないか判定します。

 

 

しかし、それらの検査ではピロリ菌は

出てこないことが多いのです。

 

 

実際、私の両親はピロリ菌に感染していて、

父親を胃がんで亡くしています。

 

 

わたしも若いころから

ストレスがかかると

胃痛がしていたので、

 

 

内視鏡検査をして、

その時はピロリ陽性となり、

除菌をしました。

 

 

それから30年ほど経ちますが、

やはりストレスがかかると胃が痛くなるので、

 

 

これまで何度も内科に行って

血液検査、呼気検査、内視鏡検査を受けました。

でも、いつもピロリはいませんとの結果でした。

 

 

それが先日

便のPCR検査(GI-MAP)をしたら、

ピロリ菌が出てきたのです!

 

 

嬉しくないけど、

私の胃痛の原因がわかって嬉しかったです♪

 

 

ピロリ菌に気が付かないで腸活をしても、

腸内環境は良くならなかっただろうから、

便の検査には感謝、感謝なのです♪

 

 

もちろんすぐに除菌をしました。

除菌期間はたったの1週間。

抗生剤2種類と胃薬を飲みます。

 

 

抗生剤を飲むと

腸内細菌が乱れるので、

一時的にお腹の調子が悪くなります。

 

 

ピロリをやっつけた後に

腸内環境を整えればいいので、

下痢がなんぼのもんじゃい!!!って感じです♡

 

 

今、何かの症状に悩んでいるあなた、

ニキビでも蕁麻疹でも自己免疫疾患でも、

どんな症状でも、

 

 

便の検査をしてみましょう。

ピロリだけの検査もできますが、

 

 

どんな腸内細菌になっているのか、

免疫力はどれくらいあるのか?

グルテンは悪さをしていないか?等

トータルの検査をおススメします。

 

 

 

腸内環境を良くするために

何をしたらいいのかがわかりますよ。

 

 

 

   
▲pagetop