更年期障害発表のすすめ
【更年期障害発表のすすめ】
今回も更年期障害のお話で。
まず、一般的な更年期障害の症状は
- ①顔がほてる・のぼせる
- ②大量の汗をかく
- ③体がだるい・疲れやすい
- ④気持ちが沈む・うつ症状
- ⑤太る
- ⑥痩せる
- ⑦むくむ
- ⑧頭痛
- ⑨手足の冷え
- ⑩頻尿
- ⑪めまい・ふらつき・耳鳴り
⑫不眠
お肌に関しては
⑬お肌が乾燥する
⑭シワ、シミが増える
⑮たるむ
⑯抜け毛、薄毛
etc…
個人差があり、
更年期の症状をまったく感じない方もいらっしゃれば
症状が強く
通常の生活を送るのが困難になる方もいらっしゃいます。
私の場合は
今から半年前の冬の季節、
新幹線に乗っているときが初回。
急に暑くなり顔が赤くなって
体中に大量の汗をかきました。
数分すると落ち着き
気のせいだと思っていました。
次の日も次の日も同じことが続き、
これは気のせいではない。
更年期のはじまりだな。。。と
感じました。
人と話しているときも
急に顔が赤く、
体中流れるほどの汗をかくことが多くなり、
どうにかしなくてはと
思い始めました。
1ヶ月間その状態が続いた後
ぱたりと症状が止まりました。
な~んだ、やっぱり気のせいだ。
たまたま体の調子が悪かったんだな~。と
それから数ヵ月後、
また同じ症状が始まりました。
今回は前回と比較にならないくらい
頻度が多い。
それに加えて、
夜中に必ず何回も目を覚ますようになり、
いつも元気にすっきり目覚めていたのが
どんより朝が続くようになりました。
それと平行して
急激に顔のたるみが進行。
髪の毛がどんどん抜け
皮膚は乾燥。
気持ちが沈み、涙もろくなり
仕事がはかどらない。
汗を防ぐために
保冷剤で冷やしながら診察をしていました。
私はよかったな~と思うのは
初期から「更年期だから!」と周りの人に言えたことです。
私の知り合いで
今同じような症状の人が何人もいます。
その中で本当につらく苦しんで
うつ状態にまで症状が進んでいる人は、
周りの人に更年期だと言えない人です。
ご主人にも恥ずかしくて言えない。と
女性ホルモンが少なくなって
女性じゃなくなるような気がして
なんとなく恥ずかしい。ってわかります。
私が「更年期だから。」というと、
周りの人は
そんなことはないでしょう~。と気を遣ってくれます。
いやいや、
更年期は女性だったら全員に来ることなのだから
恥ずかしいことでも、かわいそうなことでも
なんでもないんです。
更年期に対する
世の中の認識のせいで
誰にも言えない方が一人問題を抱えて
症状が重くなる原因になっているのだと思います。
一人で悩んでいる方
ご主人にも職場の方にも
思い切って言ってみませんか?
きっと気持ちがらくになると思いますよ。
そして、前向きに対策していきましょう。
更年期の対策についてはまたの機会で。