”ウオノメ”ではなくウィルス感染かも
【”ウオノメ”ではなくウィルス感染かも】
多くの女性が足のトラブルを
抱えています。
外反母趾、ウオノメ、タコの
大きな原因は
足にフィットしていない靴です。
女性が靴を買うときは
デザインや形が優先で、
足に合うかどうかは
二の次になってしまいます。
ヒールが高い靴は
女性の足をキレイに見せてくれますが、
足には大きな負担がかかるのです。
いつも圧力がかかっている部分の
足底の角質は厚くなり、
タコが形成されます。
角質が深くまで入りこみ
芯が作られるのがウオノメです。
ウオノメができると
歩いて体重がかかるたびに
痛みを感じます。
女性は痛みに耐えてでも
キレイなヒールを履きたいのですよね。
さて、ウオノメを見てくださいと
いらっしゃる患者さんの中には
ウオノメではないことが
よくあります。
ウオノメのように角質が厚くなり
真ん中が硬くなっていて
歩くたび痛みが出る。
尋常性疣贅(じんじょうせいゆうぜい)
という疾患で
いわゆる ”いぼ” と
言われているものです。
このいぼの原因は
ウイルス感染です。
皮膚に小さな傷があるところから
ウィルスが入りこみ感染します。
お子さんがプール通いで感染したのを
家族がもらうケースが多いですね。
ウィルス性のいぼに感染すると
疲れていたり、
免疫力が低下している方は
体のあちこちにうつってしまいます。
他の人にもうつします。
いぼを見つけたら
できるだけ早く皮膚科を受診し
治療を始めるのが望ましいです。
足の裏にウオノメがある方、
もしかしたら ”いぼ” かもしれませんよ!