”冷えピ〇”では冷やせない

冷えピタ

 【冷えピ〇では冷やせない】

 

 

患者さんに

「患部を冷やしましょう。」と

お話しする機会が多々あります。

 

 

ヤケドしたから診てくださいと

電話があれば

 

 

「冷やしながらこちらに向ってください!」と

お話しします。

 

 

かゆい部分はかくと炎症が増して

なおさらひどくなるので、

 

 

「かかないで冷やしましょう」と

お話しします。

 

 

最近多いのは、日焼けして

皮膚が真っ赤になって来る患者さんですが、

 

 

やはり「冷やしてください。」と

お話しします

 

 

そこで、「冷やす」という言葉ですが、

一般的に流水で冷やしたり

 

 

氷をビニール袋に入れて

冷やしたり、

 

 

保冷剤で冷やしたり、

冷たいものを皮膚につけて

熱を奪ってもらう目的で

冷やしてもらいます。

 

 

しかし、最近の患者さんに

「冷やしましたか?」と聞くと

 

 

「はい!冷えピ〇で冷やしました!」

とおっしゃる方が多いのです。

 

 

ジェルがシートについている

「冷えぴ〇」や「熱さまシー〇」は

 

 

冷えている感覚がするだけで、

本当には冷えません。

 

 

むしろ時間が経つと

熱がこもって

冷やすどころか温めることになって

逆効果です。

 

 

”冷やす=ジェルシート”と

考える患者さんがあまりにも多いので

 

 

最近診察するときには

「冷やしてください!

でも、冷えピ〇はダメですよ。」

と、一言付け加えています。

 

 

冷えピタ

 

   
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