夏に臭わない方法
【夏に臭わない方法】
毎日暑いですね♪
外に出ると
一気に汗が噴き出てきます。
その後に来る、たら~と流れる感触は
あまり気持ちの良いものではありません。
でも、汗のおかげで
体温が調節されて
熱中症にかからずに済んでいます。
汗ちゃん、頑張ってくれて
ありがとう♪
ですよね!
ところで、汗をかいて
気になるのが臭い。
自分の体からイヤな臭いを発するのは
避けたいところ。
汗が分泌された後、
皮脂や垢と混ざり、
時間が経って雑菌が繁殖することで
臭いが生じます。
ですから、汗をかいたら
早めにシャワーで流すことが
臭いを発しない
最強の対策になりますが、
そうもいかないですよね。
普段から気を付けることで
汗をすぐに流せなくても、
臭いにくくなる対策を
実践しましょう。
①着るものに気を付ける。
通気性の悪い化学繊維は
汗をこもらせ、
雑菌が繁殖しやすい状況を
つくります。
肌に直接あたる下着は
綿100%にし、
肌に密着しない
ゆったりとした
服装を心掛けましょう。
②お風呂は夜ではなく朝に
寝ている間にかいた汗は
すでに皮脂や垢と混ざって
細菌が繁殖しています。
そのまま外出して
汗をかくと、
すでに臭う状況になっています。
③市販のデオドラントシートは使わないで
塗れたハンカチ等で拭く
市販のデオドラントシートを使うと
一時的にはすっきりして
汗のにおいがしない気がしますが、
すぐに臭うようになります。
デオドラントシートには
殺菌するためのアルコールや
その他の殺菌剤が
配合されています。
殺菌剤で皮膚表面に住む
常在菌のバランスが崩れます。
そして、臭いを発生しやすい菌が優勢になり
臭いが強くなります。
また、肌の弱い方は
デオドラントシートで
かぶれを起こしやすいので
塗れたハンカチで汗を
やさしく拭いましょう。
乾いたハンカチでは
水分のみが取れて
皮膚表面に塩分や皮脂、
繁殖した雑菌が残りますので、
塗れたハンカチが良いのです。
④脇汗を少なくする注射をうつ
汗の分泌を抑える
ボトックスという注射があります。
脇に注射を打つと
約半年間は
脇の汗の量がグンと減ります。
今回の汗の話は
体温を調整する
「エクリン汗腺」から出てくる
通常の汗についてです。
いわゆる「ワキガ」については
別の機会でお話しさせていただきます。