ナノ粒子
【ナノ粒子】
日焼け止めやファンデーションには、
「酸化チタン」や「酸化亜鉛」が
配合されています。
これらは紫外線散乱剤といい、
肌の表面で紫外線を散乱させて
ブロックする仕事をしてくれます。
最近の紫外線散乱剤は、
紫外線防御効果を高めるため、
また肌に塗った際の
透明感を高めるために
超微粒子化した粉末が
使用されています。
その超微粒子の粉末は、
「ナノ粒子」と呼ばれ、
健康な皮膚と皮膚の
間隙の大きさ(40~60nm)より
小さい粒子が使われることが
多くなりました。
皮膚の間隙より小さい粒子は、
皮膚のバリア機能をかいくぐって、
皮膚の奥深くまで入り込み、
肌トラブルを起こします。
また紫外線散乱剤自体が
紫外線を浴びると、
肌に有害な活性酸素を
発生させます。
その粒子が小さければ小さいほど
活性が高まります。
最近流行の
ミネラルファンデーションは、
この超微粒子粉末を
使用しているため、
紫外線カット効果が高いのですが、
お肌には大きな負担がかかるのです。