オールインワンゲル
今回はオールインワンゲルについて
考えてみましょう。
「これひとつでお肌プルプル♪」
忙しい女性のために開発された
大人気のオールインワンゲル。
塗ると確かにお肌が潤う気がしますね。
洗顔したあと、
ゲルをとってお顔に塗りこむワンステップで、
きれいな肌になれるので、
忙しい朝も、疲れた夜も
とっても重宝。。。とは思います。
本当にそれでいいのでしょうか?
オールインワンゲルの成分内容を見てみましょう。
○カルボキシビニルポリマー
○カルボマー(カルボキシビニルポリマーの略)
○キサンタンガムクロスポリマー
etc.
たくさん合成ポリマーが配合されています。
プルプルしているのは合成ポリマーの働きです。
合成ポリマーとは、
いわゆるビニールのようなものです。
水に溶けるビニールであれば、
お肌に塗って水分が蒸発すると
お肌に膜ができて
”つやつや”に見えることは想像できますよね。
では、合成ポリマーをお肌に塗ると
どのようなことが起こるのでしょう。
○汗や皮脂を排出するための皮膚が、
ビニールによってふさがれてしまい、
肌本来の機能を発揮できなくなる。
○皮膚の常在菌が住みにくい環境になり、
常在菌が減ると皮膚が不健康になる。
ただし私は、合成ポリマー単体では
そんなにはお肌に悪さをしないと
思っています。
ほとんどのオールインワンゲルには
合成界面活性剤も配合されています。
その合成界面活性剤が
直接お肌にダメージを与えます。
肌が悲鳴をあげて乾燥が進んでいるのに、
合成ポリマーが配合されているおかげで、
肌表面は潤っているように見えます。
そうして肌ダメージに気が付かず、
どんどん時が過ぎていくのです。
気が付いた時には、しわだらけ。。。。
それが恐ろしいのです。