台所に立った瞬間にやるべきこと
【台所に立った瞬間にやるべきこと】
最近手荒れの患者さんと
お話しする機会が多いのですが、
ご自分で手を保護することが
一番大事です。とお話しすると
大体のみなさんが、わかっていますと
答えます。
食器を洗うときには
手袋をします。とおっしゃるので、
当然ですよ~。
食事を作る時にも
手袋していますか?と聞くと、
ほとんどみなさん
????という顔をします。
食器用洗剤が手につくのが
言語道断なのはもちろんのことなのですが、
手荒れがひどい方は
ただの水さえも触らない努力が
必要なのです。
手の皮膚構造が壊れて
亀裂になっているところから
水が入りこんで、
また炎症がひどくなります。
食事を作る時に
野菜を洗ったり、
お肉を切った後
包丁を洗ったり、
必ず手に水がかかりますよね。
炊事の最初から手袋をしないと
手を保護することはできないのです。
それをお話しすると、
だって手袋なんてしたら
手が不自由でご飯支度なんて
できませんと
みなさん口を揃えて
おっしゃいます。
炊事の時の手袋が、
あの厚いゴム手袋しかないと
思っているようです。
そりゃ~、あんなゴム手袋してたら
キャベツの千切りなんてできないですわ!
今は、薄い手袋が
ちゃんと売っています。
手袋をしていてもいなくても
ほとんど感覚が変わりません。
ビニール製の手袋だと
ちょっと使いづらく
天然ゴム、ラテックス製だと
手のかぶれが助長する可能性があるので
プラスチック製の使い捨ての
薄い手袋を購入しましょう。
スーパーに売っていなければ
ネットで買えます♪