ラクに断食ができる方法

断食

 【ラクに断食できる方法】

 

 

美肌になりたい方には

定期的に断食(ファスティング)をすることを

お勧めしています。

 

 

3日間~5日間断食をすると

腸内環境が良くなり、

 

 

無駄な酵素が

使われずに済むので

皮膚の代謝を担えるようになり

 

 

お肌の調子がぐんと良くなります。

 

 

私は1~2か月に1回は断食をして

肌や体の調子を整えています。

 

 

私にとっては

とてもラクな断食なのですが、

 

 

スタッフや患者さんにするようにお話しすると

「半日もできませんでした。」

「具合が悪くなってやめた。」

「頭痛がひどくて断念した。」

「死ぬような気がして、すぐ食べた。」

との報告が後を絶ちません。

 

 

いったいなぜだろう?と

考えてみました。

 

 

まずは、食べたいという気持ちを

抑えられないこと。

 

 

次に、恐怖。

 

 

今まで断食を経験したことがない方は

お腹がすいても自ら食べない選択を

したことがないので、

 

 

これ以上我慢したら

どうなるのだろう?

 

 

死んでしまうかもしれない。と
経験したことがないことに対しての

恐怖なのでしょう。

 

 

それから、

体がついていけない。

血糖値が下がって

本当に具合が悪くなってしまう。

 

 

それが一番困ります。

 

 

では、何故

私の体は全く平気なのに

具合が悪くなる人もいるのか。。。

 

 

それは、普段の食生活です。

 

 

人は食事をすると

血糖値が上がります。

 

 

血糖値が上がると

インスリンが分泌され

 

 

糖を細胞に取り入れ

エネルギーとして使うように働き、

 

 

また、余った糖を貯蓄したり

脂肪の合成を促進したりします。

 

 

炭水化物中心の食事や

甘いものをよく食べている人は

 

 

体の中で、この反応が

繰り返し行われています。

 

 

一方、あまり炭水化物や糖質を

摂取しない、糖質制限をしている人は

 

 

血糖値が上がらないので

エネルギーを他に作らなくてはいけません。

 

 

糖の代わりに

脂肪を分解して得られるケトン体が

エネルギー源になります。

 

 

糖質制限を日常的にしている人は

脂肪→ケトン体の回路が

すぐ働く準備ができていますが、

 

 

糖質を制限したことがない人は

その回路が働く準備ができていないのです。

 

 

ですから、断食によって血糖値が下がっても

ケトン体は作られにくく、

 

 

活動するエネルギーが体内になくなり

具合が悪くなってしまうのです。

 

 

私は、普段から

軽い糖質制限をしています。

 

 

全く糖質をとらない日も

あります。

 

 

断食も高校時代から

繰り返しやっています。

 

 

ですから、血糖値が下がったら

すぐにでも脂肪を分解して

 

 

ケトン体を産生する準備が

出来ているので

 

 

全く苦しくなく

断食が出来るのです。

 

 

むしろ、断食中の空腹が

気持ちいいとさえ思います。

 

 

断食は、お肌に悩んでいる方には

絶対にやってほしいことです。

 

 

やったことがない方は

断食をする前に

準備体操として

 

 

甘いものをやめたり、

糖質制限をしてみる。

 

 

そして、日常的に、

空腹になっても食べない時間を

作ってみるのが良いでしょう。

 

 

空腹は慣れてきます。

 

 

食べないと

消化にエネルギーが取られないので

 

 

眠くならないし

体調がよくなります。

 

 

空腹に体が慣れてくると

脂肪を分解して

ケトン体を作る回路が活発になっています。

 

 

そうなったら断食なんて

ラクラクできちゃいますよ♪

 

断食

 

   
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