美肌ステップ ~第4ステップ-2~

【第4ステップ-2】
「毒を入れない暮らし」が美肌への第一歩
~食べ物・日用品・環境から“見えない毒”を遠ざける~
いくら体の「デトックス力(解毒力)」を
高めようとしても、毎日、毒が入り続けていたら
イタチごっこです。
つまり、本当の意味で美肌を手に入れるには
「毒を入れないこと」が最優先なのです。
これが、解毒のピラミッドの一番下の土台です。
では、具体的にどんな毒を避ければ良いのでしょうか?
一つずつ見ていきましょう。
■ 食べ物に潜む“見えない毒”とは?
私たちが毎日口にしている食事の中には、
以下のような有害物質が潜んでいます。
🔸食品添加物・保存料・着色料
市販の加工食品、コンビニ食、ファストフードなどには、
保存料・合成着色料・香料・pH調整剤などが
多く使われています。
これらは肝臓の解毒を妨げ、腸内環境も乱します。
🔸残留農薬・ポストハーベスト農薬
野菜や果物、特に輸入品は、
栽培中だけでなく輸送中にも防カビ剤などが
使われることがあります。
- 可能な範囲で オーガニック(有機)食品 や
- 自然栽培米・野菜 を選びましょう。
- 「皮をむく」「よく洗う」など、
- 小さな工夫を積み重ねるだけでも効果的です。
🔸カビ毒(マイコトキシン)
古くなった穀物、ナッツ類、コーヒー豆などには
カビ毒が含まれていることがあります。
特に湿気の多い日本では注意が必要です。
■ 身近な日用品が「肌荒れ」と関係している?
多くの方が見落としているのが、
スキンケア・ボディケア・洗剤などの化学物質です。
🔹合成界面活性剤・防腐剤
シャンプー、ボディソープ、化粧品、クレンジング、
歯磨き粉などには、
肌に負担をかける合成界面活性剤、
防腐剤が含まれていることがほとんどです。
👉 ワイエスラボでは、
完全無添加のスキンケアを実践しています。
これは肌を守るだけでなく、「毒を入れない」という
大前提を守るためでもあるのです。
🔹合成香料・柔軟剤の化学物質
「香りが良いから」と使っている柔軟剤や芳香剤も、
実は化学的な“揮発性有機化合物(VOC)”の集合体。
呼吸から体に取り込まれ、
肝臓に大きな負担をかけています。
■ 水・空気・環境の毒
水道水に含まれる塩素や重金属
水道水には消毒用の塩素や、古い配管からの鉛、
鉄などの金属が混ざっていることがあります。
→ 飲料や調理用には浄水器や浄水ポットの活用を。
大気汚染・PM2.5・花粉・化学物質
外気の汚染は、呼吸だけでなく肌にも影響します。
特に大気中のPM2.5や黄砂は、
アトピーや赤ら顔を悪化させます。
■ ストレスや睡眠不足も「毒」を生む
化学物質だけが毒ではありません。
慢性ストレスや睡眠不足も、
“内因性毒素”を生み出す要因になります。
ストレスが続くと、
- アンモニアや炎症性サイトカインなどの
- 体内毒素が増える
- コルチゾールやアドレナリンでミトコンドリアが傷つき、
- 解毒力が落ちる
という悪循環に陥るため、
ストレスを「溜めない」生活も、解毒の第一歩なのです。
■ 今日からできる「毒を入れない」10 の工夫
1. 加工食品を減らし、できるだけ手作りを心がける
2. 食材はできる範囲でオーガニックや自然栽培を選ぶ
3. 飲み水や調理水は浄水器でろ過する
4. 化学調味料・添加物の少ない調味料に変える
5. 化学香料入りの柔軟剤や芳香剤を使わない
6. 無添加の石けん・スキンケア・歯磨き粉を使う
7. 掃除・洗濯洗剤も自然派に変える
8. スマホやPCのブルーライトをカットし、睡眠を守る
9. ストレスを逃がす散歩・瞑想・音楽習慣を持つ
10. 疲れた日は“何もしない日”を自分に許す
まとめ
美肌づくりは「何を塗るか」より、
「体に何を入れないか」「どう排出するか」の視点が
本当に大切です。
解毒のステップはここからスタートします。
次回は、毒を排出するための
「出口=腸・便・尿・汗」について詳しくお伝えします。