どうしてストレスで免疫力下がるの?

【どうしてストレスで免疫力下がるの?】

 

 

前回の続きです。

 

 

私は何年も糖質の量を

全くゼロではなく、少なく食べる

食事法をとってきました。

 

 

いわゆる糖質制限です。

 

 

また、定期的に断食をして、

デトックスや腸内環境を整えることを

実践してきました。

 

 

それは正しく行えば

理にかなった健康法です。

 

 

糖質の摂取量が少ないと、

その代わりにたんぱく質や

脂質がエネルギーになります。

 

 

現に私の身体は

脂質がエネルギー源になっているケトン体が

検査結果で多く検出されました。

 

 

糖質が少なくても

エネルギーを作れる身体になっていたということです。

 

 

問題は

血糖値です。

 

 

 

私の父、祖母は糖尿病で

遺伝的にインスリン分泌の反応が

正常より鈍い体質です。

 

 

 

野菜やおかずを先に食べて

その後少量の糖質を食べていましたが、

 

 

それでも血糖値が毎食後爆上がりしていた。

ということをその後の検査で知りました。

 

 

普通の健康診断は空腹時血糖を計るので、

それでは見つからない、

食後高血糖です。

 

 

毎日血糖値の乱高下を繰り返していた

ということです。

 

 

 

私のようにストレスや血糖値の乱高下で

既に視床下部が疲れていて、

血糖値をコントロールできなくなっている人は、

 

 

 

糖質制限や断食をして

低血糖の時間を作ってはいけないのです。

 

 

 

今は視床下部が改善してきたので、

また断食します♪

断食についてはまた改めてお話します。

 

 

 

もう一つの問題は、

低血糖を是正するために、

脂肪をエネルギー源とする前に

筋肉や他の大事な体の組織が

どんどん分解されてしまうことです。

 

 

それをたんぱく異化亢進と言います。

 

 

身体の組織

すべてがたんぱく質でできています。

 

 

組織間の伝達物質であるホルモン、

消化酵素、代謝酵素、腸粘膜、

ウィルスや菌をやっつける抗体等も

すべてたんぱく質が材料として使われます。

 

 

ストレスや低血糖で

コルチゾールの分泌が多くなると、

 

 

コルチゾールの作用として、

たんぱく質がアミノ酸に分解され、

肝臓でブドウ糖を合成する糖新生が

行われます。

 

 

 

腸の粘膜は免疫をつかさどる

大事な部位ですが、

 

 

糖新生ではこの粘膜が

早期に分解されてしまいます。

 

 

腸についてもめっちゃ大事なので

改めてお話しますね。

 

 

 

免疫を直接担う抗体や免疫細胞も

たんぱく質が足りなくなると

作ることができなくなります。

 

 

このような流れで、

ストレスや血糖値の乱高下、

自律神経のバランスが崩れて

免疫力が低下するのです。

 

 

私は摂取たんぱく量も少なすぎて、

検査では私の免疫力はマジ???というくらい

低くなっていました。

 

 

この状態で元気だと思い込んでいたのだから

びっくりですね~。

 

 

 

何かの病気を抱えている方、

お肌の状態が悪い方、

今の身体の状態を把握して、

適切な食事、必要な栄養素を取ることが必要です。

 

 

 

血液検査、尿検査、便検査

毛髪ミネラル検査、唾液検査を組み合わせると

今の身体の状態を知ることができます。

それぞれの検査についても今度詳しくね。

 

 

 

また視床下部と

エネルギーを作る細胞小器官ミトコンドリアを

元気にするためには、

 

 

 

睡眠、運動も欠かせません。

 

 

 

ストレスを抱えている方は

その原因に対応するのが最重要です。

 

 

 

具体的にどうしたらいいのかも

順次お話していきますね。

 

 

お話したいことがたくさんです~

 

 

   
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