ストレスで太るは身体の防衛反応
【ストレスで太るは身体の防衛反応】
まずはストレスについて
書きたいと思います。
ストレスに関しては
懺悔したいくらい
私は誤解していました。
「ストレスで太っちゃった~」
と言う友達に
私は「何甘えてるんだい。
ストレスがあったって
食べなければ太らないし~」
と冷たい言葉を投げていました。
学生のころからの
ダイエット習慣と
空腹が健康にいいと信じこんでいた私は
お腹がすいても食べないし、
(空腹と健康については、またの機会にじっくりと)
ストレスがかかると
食欲がなくなるので、
あなたのストレスって言っていることは
大したストレスじゃないでしょ~
本当にストレスがかかったら
食べられるわけないじゃん!
って本気で思っていました。
冷血な女でした。
友よ許しておくれ!
では、ストレスがかかったら
人間はどうなるのか。
ストレスによって
脳が刺激され
対応するホルモンが放出されると、
それが副腎皮質に到達して
コルチゾールが分泌されます。
そのコルチゾールが
ストレスホルモンと呼ばれ、
私たちのストレスに対して
対処しようとします。
コルチゾールの人体に対する作用は
①炎症を抑える
②免疫を抑える
③糖新生(体の中で糖を作る)で血糖値をあげる
④血圧を上昇させる
➄皮膚では皮脂の分泌が多くなり
ニキビができやすくなる etc.
そして食欲が増す作用があります。
胃や腸などの人間の消化器は
副交感神経が支配しています。
緊張した時に働くのが交感神経、
リラックスの時に働くのが副交感神経ね。
その両方を併せて自律神経といって、
そのバランスが大事だと聞いたことがあると思います。
だから、食べるという行為は
副交感神経が優位となって
身体がリラックスする方向にむかう。
人はストレスがかかると
コルチゾールの作用で
食欲が増し、
食べるという行為で
リラックスできるように
仕向けられているってことです。
強烈なストレスや
ストレスを長く浴び続けると、
コルチゾールが出すぎて枯渇してしまい、
食べることもできなくなるくらい、
身体がダウンします。
ストレスとコルチゾールの関係、
そして肌荒れ、病気との関係は
とっても重要で、
詳しく見ていきましょう。