千日回峰行

【千日回峰行】

 

 

今回はお肌のことではなく

先日お伝えした

仙台の住職のお話。

 

 

本当に感動したので

シェアさせていただきますね。

 

 

塩沼亮潤大阿闍梨さまという方。

 

 

どんなに体調が悪くても

嵐、台風が来ても、

 

 

休むことなく

往復48キロの山道を毎日歩くという

千日回峰行を成し遂げた僧侶です。

 

 

夜11時半に起床し

滝に身を打たせて清め、

 

 

そして高低差1300メートル以上の山道を

16時間かけて一日で往復。

 

 

夕方に戻り、掃除、洗濯

身の回りのことをすべて自分でこなし

4時間半の睡眠だけで

また次の日の修行に入る。

 

 

この行には掟があって

いったん行に入ったら

 

 

決して途中で

やめることができないということ。

 

 

足の骨を折っても

病気になっても

やめることができない。

 

 

万が一やめざるといけないときは、

神仏にお詫びをして、

いつも左腰に携えている短刀で

切腹するか、

 

 

首をくくって命を絶たなくてはならないという

厳しい掟。。。。。

 

 

本当に命がけの行!!!!!

 

 

毎日が想像を絶する苦難の日々だったと

 

 

体の調子が良いか悪いか、ではなく

悪いか、最悪か。。。。。

 

 

食事はおにぎりひとつで、

栄養失調の状態。

 

 

ひどい下痢、高熱でも

這って行を敢行された。

 

 

厳しい行では

山はいろいろなことを教えてくれたと。

 

 

すべてのものは、大自然の中でつながっていて、

日々生かされている。

 

 

土砂降りの中で

おにぎりを食べていると、

 

 

今目の前に食べ物があることが

どんなに幸せかと感謝し涙したと。。。

 

 

毎日が地獄のような日々なのに

「嫌だな、行きたくないな」と

思った日は一度もなかったんですって。。。

 

 

これまでで

たった2人しか達成していない偉業。

すごいですよね!!!!

 

 

私は半年前に栗駒山に上りましたが、

片道3.7キロ 往復で7.4キロの登山だけで、

脚はガクガク。

 

 

次の日から1週間

筋肉痛でまともに歩けなかったのに。

 

 

なんかレベルが低いことを、

すみません。。。

 

 

もうひとつすごいのが、

その千日回峰行に成功した僧侶だけが

行なうことができる

四無行も達成されたこと。

 

 

四無行とは

「断食・断水・不眠・不臥」つまり

「食べず・飲まず・寝ず・横にならず」を

9日間続ける行です。

 

 

ご講演の中で

そのときの様子の動画を観させていただきましたが、

まさに生と死の狭間と感じました。

 

 

お話をされている

阿闍梨さまには

後光がさしていました。

 

 

この方が成し遂げたことから比べると、

私の困難なんて「へ」だなって思いました!

 

 

もっと、もっと深く知りたいので

ご著書を4冊購入させていただきました。

 

 

これから拝読しますが、

たくさんのことを教えていただけそうで、

ワクワクです♪

 

 

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